ピジョン奨学財団 奨学生インタビュー
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産婦人科医は女性を支える素晴らしい仕事

モリさんポートレート 森来実さん 横浜市立大学 6年

−−医師を志した理由は?

高校2年のとき、担任の先生が妊娠し、初めて妊娠・出産を身近に感じました。担任の先生は37歳で高齢出産、しかも子宮筋腫があったので、リスクの高い出産でした。担任の先生も不安があったと思うのですが、産婦人科のお医者さんに助けられ、励ましていただいている話をよく聞いていました。産婦人科医は女性を支える素晴らしい仕事だと気付き、私も女性を支える人になりたいと思ったのが、医師を志したきっかけです。 しっかり前を向くモリさん

−−将来、進みたい方向は?

医師を志したきっかけが、産婦人科のお医者さんに憧れたことですのでそのまま現在も産科を志望しています。産科での実習で、初めて出産に立ち会わせていただいたときは、感動で思わず涙が出てしまいました。 それからも何度か出産に立ち会いましたが、そのたびにママとなる女性の頑張りや、パパとなる男性が感動している様子に、毎回ジーンと来てしまいます。

−−どんな医師になりたいですか?

妊娠中はちょっとしたことで不安になるので、しっかり話を聞いて支えられる医師になりたいです。また、私の大学の研究室の先生で産婦人科部長を務める宮城悦子教授は、女性医師が少ない時代に医局で働き、女性が働きやすい環境を作り上げた先生で、とても尊敬し、あこがれています。 笑顔のモリさん

−−ピジョン奨学財団の奨学生として

実習が始まって時間に余裕がなくなり、アルバイトを続けることが難しくなったときに、ピジョン奨学財団の奨学生募集を知りました。奨学金のおかげで、勉強に集中できる環境ができて、とても感謝しています。年に2度の交流会は、他大の先生や学生と話すことができるので、刺激になります。 (インタビュー日:2017年12月17日)